施工管理技士は、建設業法弟27条に基づく国家試験「施工管理技術検定」に合格した人が得る称号です。合格した人は、一定水準以上の施工管理技術を有することが公的に認定されることになりますので、文字通り建設施工管理のプロです。
弊社は技術者全員の一級施工管理技士資格取得を目指しています。
経験に裏づけされた資格を取得することが、技術者本人のキャリアアップと更なる安全に結びつくと考えているからです。
施工管理の仕事は、建物の本体を造る建築、建物の中身を造る設備、建物の外周りや道路などを造る土木に分類できます。主な仕事内容として、建設に携わる全ての作業と作業員の安全を管理する安全管理、建物が高品質で法律や社会規範が守られているかを管理する品質管理、決められた工期内に工事を終わらせる工程管理、定められた金額内で工事を終わらせる原価管理、廃棄物リサイクルや騒音・近隣対策などを配慮する環境管理があります。
大規模な現場では、現場の専門分野ごとに担当が分担されることがあるので、複数の施工管理技士が配置されます。同時に、数十名から数百名の仲間や作業員が建設に携わっています。施工管理者は、現場に携わっている大勢の人達を統括するリーダーシップと責任感が求められています。
また同じ現場はありません。
現場で課題・問題が生じた場合は、その都度異なる工夫や解決法が求められ、施工管理技術者としての経験を生かした対応も求められます。現場では施工管理者同士が知恵を出し合い、新しい技術や工法に取り組み、工期短縮や品質向上、コスト削減などにも取り組んでいます。
トラストサービスは、短期間でより多くの経験が出来るように配属先現場の選択に細心の注意を払っています。
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